自分の家が海抜何メートルか、言えますか
避難の話になると「高いところへ」と言われます。でも自分の家が何メートルかを数字で言える人は、聞いてみるとほとんどいません。知らないのが悪いのではなく、調べる手段がめんどうすぎただけでした。地図を押すだけで海抜が出るページを作りました。
自分の家が海抜何メートルか、言えますか。
今日いちばんの発見はこれでした。避難の話になると「高いところへ」と言われます。でも、自分の家や職場が何メートルなのかを数字で言える人は、聞いてみるとほとんどいません。私も言えませんでした。
分かったのは、知らないのが悪いのではなく、調べる手段がめんどうすぎたということです。役所へ行くか、細かい地図を広げて等高線を読むか。それでは日常の中で誰も調べません。
そこで、地図を押すとその場所の海抜が特大の数字で出るページを作りました。指で押すだけです。避難の指示は書いていません。数字だけを出して、判断はご自身に委ねています。断定は災害の場面でいちばん危ないと考えたからです。
明日からできること

- 家・職場・子どもの通う学校、この3か所の海抜を1回だけ調べる。数字を覚えるのが目的ではなく、「うちは低いほうか、高いほうか」を体で分かっておくためです。
- 調べた数字を家族へ一言だけ伝える。避難の話は長くすると続きません。数字1つのほうが残ります。
- 市町のハザードマップと合わせて見る。海抜だけでは分からないことが多いので、必ず両方で。
今日の記録
今日は気仙の暮らしに関わるページを1日でいくつも公開しました。
- 海抜がその場で分かる地図
- 大船渡の潮見表。満ち引きだけでなく「明るいうちにいちばん引くのは何時ごろか」を出しました。磯や浜へ入る方が、戻り道が消える前に上がれるように。
- 昔の空からの写真と今を、つまみ1本で見くらべる地図。大船渡と気仙沼の2つ。震災前の屋根を探せます。
- 旧線の55駅を選んで、当時と今を見くらべるページ。
- 気仙の5つの市町の人口を、1920年から2020年まで指でなぞって読めるページ。
- 大きな字の電話帳。困りごとの場面別に、公的な窓口30件をまとめました。押せばそのままかかります。
- 詐欺のショートメールの練習帳。「これは詐欺か」ではなく「次に指をどこへ動かすか」だけを10問。本物の連絡も混ぜてあります。
- お店のデジタル点検。10問に答えると点数と、今日できることが出ます。
- 相談前の聞き取りシート。印刷して手書きで埋められる紙2枚です。
作ったものはすべて無料で、登録も要りません。使ってみて分かりにくいところがあれば、遠慮なく教えてください。直します。