自分で数えた点検表は、たいてい実際より少ない
点検する場所を自分の手で数えて67か所だと思っていました。機械に数え直させたら、もっとありました。抜けていた8か所は、誰も見ていない場所でした。
自分で数えた点検表は、たいてい実際より少ない。今日いちばんはっきり分かったのはこれでした。
うちの中で「ここは毎回チェックする」と決めている場所が67か所あると思っていました。自分で目で追って数えた数字です。今日それを機械に数え直させたら、8か所が表から抜け落ちていました。抜けていた場所は、当然ずっと点検されていません。しかも、抜けていること自体に誰も気づけません。点検表に載っていない場所は、「合格」でも「不合格」でもなく、最初から見られていないからです。
もうひとつ、同じ日に分かったことがあります。毎日の点検で「異常あり」と出ていた5件を調べたら、原因は5件とも作業の側ではなく、点検表の方が古かったことでした。やり方を変えたときに、点検表を直し忘れていたわけです。赤ランプが点いていたので毎日誰かが手で直していましたが、直すべきは点検表でした。
明日からできること

- 点検表を作るときは、自分で数えない。台帳や一覧から機械的に拾える形にする。手で数えると、目に入らない場所がそのまま消えます。
- 表に何か所あるかを、たまに数え直す。前回より増えていたら、増えた分はこれまで見られていなかった場所です。
- 同じ場所で毎日「異常あり」が出るなら、まず点検表の方を疑う。現場が悪いのではなく、基準が古いだけのことが多いです。
- やり方を変えた日は、その場で点検表も直す。後でまとめて直そうとすると、まず直りません。
今日の記録
震災前の街を歩けるようにする取り組みを、陸前高田・大船渡・釜石の3か所で進めました。大船渡は震災前の航空写真から地形と街区を起こすところまで、陸前高田は写真をもとに場所ごとの見え方を作り直すところまで進みました。地域の施設についての請願の書類を、いただいたアンケート27枚を全数集計して仕上げ、提出用まで用意しました。あわせて、社内の点検の仕組みを直し、抜けていた場所を全部つぶしました。