
🥫株式会社タイム缶詰
三陸の魚介などを缶詰・レトルト・冷凍商品にする食品加工会社
一言でいうと
株式会社タイム缶詰は、三陸の魚介を中心に、農産物や肉も缶詰、レトルト食品、冷凍商品へ仕立てる岩手県陸前高田市の食品加工会社です。 生さんま水煮缶やさば味噌煮缶などの自社商品をつくり、家庭の食卓へ届けています。 店や食品事業者から相談を受け、素材とレシピを一緒に考える受託製造にも応じています。
歩みと土地
前身の株式会社タイムは2005年に設立され、気仙沼のメバチマグロを使ったツナ缶の製造から歩みを始めました。本社工場は陸前高田市気仙町にありましたが、東日本大震災で全壊しました。2011年10月、矢作町で倉庫として使っていた建物を改修し、設備を整え、株式会社タイム缶詰として操業を再開しました。会社の設立日は同年10月17日です。
いま本社と工場があるのは、岩手県陸前高田市矢作町字山崎78番地3です。気仙町から矢作町へ場所を移したあとも、三陸の魚介を中心とする食品製造を続けています。代表は吉田和生さんです。缶詰、レトルト、冷凍という三つの加工方法を使い、地域の食材を各地へ届ける商品にしています。
つくっているもの・してくれること
自社商品の名前には、「生さんま水煮缶」「生いわし水煮缶」「ニシンのあひーじょ缶」「さば味噌煮缶」が並びます。生さんま水煮缶は、旬のサンマを水揚げ後に冷凍せず、鮮魚のまま下処理し、赤穂の天塩で水煮にした品です。
魚の内臓などを取り除き、筒切りにした身を円状に手で詰めると、缶の中に菊の花のような形が生まれます。この詰め方を「菊詰め」と呼びます。原料の切り分け、調理、缶へ詰める工程の多くも手作業です。魚介は骨までやわらかく仕上げ、そのまま食べるほか、炊き込みご飯やアヒージョにも使えます。味付けには化学調味料や保存料を使っていません。
受託製造では、水産物と農産物の切る、煮る、蒸す加工に加え、缶詰、レトルト、肉製品、レシピ開発、食品表示まで扱います。魚のほか、牛肉、鹿肉、豚肉、鶏肉を使った製造実績もあります。素材だけを決め、レシピづくりから相談する形にも対応しています。
気仙のなかのこの仕事
陸前高田市には広田湾と大野湾があります。広田湾ではカキ、ホタテガイ、イシカゲ貝、ホヤの養殖が行われ、大野湾ではワカメの養殖が営まれています。沖合には大型定置網漁業があり、沿岸ではアワビやウニを採る漁業も続いています。
県は、大船渡市と陸前高田市で、漁獲、魚市場、加工までをつなぐ衛生管理の仕組みを進めています。魚を水揚げする人、市場で扱う人、加工する人が、それぞれの工程を記録する土地です。その気仙で、タイム缶詰は旬の魚を下処理し、手で缶へ詰め、常温で運びやすい食品へ仕立てています。海の季節を、一缶ずつ食卓へ渡す仕事です。
たずねる・注文する
所在地は、岩手県陸前高田市矢作町字山崎78番地3です。陸前高田事務所の電話番号は0192-58-2105です。自社商品はインターネット販売から注文できます。
缶詰、冷凍商品、業務用食品の製造や商品開発を相談する場合は、問い合わせフォームを利用できます。仕入れを希望するスーパー、百貨店、土産店、ネットショップの担当者からの連絡も受け付けています。商品開発の電話窓口は東京事務所の03-6206-9527です。
出典と確かめた日
確認日:2026/8/7。次の公開ページを確認して書きました。