食品加工の道具の図版です。乾燥した具材をのせた目の細かいふるいを一点だけ描いています。
食品加工の道具の図版です。この事業者を撮った写真ではありません。
気仙百社図鑑住田町・食品加工

🥣有限会社住田食品加工センター

岩手県産の山海の素材を乾燥食品と即席みそ汁に仕立てる加工会社

一言でいうと

有限会社住田食品加工センターは、岩手県でとれた農産物や三陸の海産物を、乾物やフリーズドライ食品に仕立てる会社です。 水やお湯で戻して料理に使う乾物と、お湯を注いで食べる即席みそ汁を製造しています。 毎日の食卓に乾物を取り入れたい人、常温で置ける汁物を求める人へ、山のものと海のものを届けています。

歩みと土地

会社があるのは、岩手県気仙郡住田町上有住字船作47-3です。住田町の東側に五葉山、西側に種山ヶ原があり、町の中央を気仙川が流れます。工場は、上有住の船作という字に置かれています。

始まりは1997年です。農協に勤めていた小泉教一さんは、農産物の加工品を増やして農家の仕事につなげたいと考え、各地を視察しました。そして、フリーズドライの機械を1台導入し、試作を始めました。

最初に取り組んだ素材は、なめこでした。食材を凍らせたまま乾燥させる工程で、仕上がりを左右したのは温度の調整です。目指した状態に至るまで、約8か月をかけました。その後、フリーズドライ乾燥機に加え、蒸す・焼くなどの加熱ができるスチームコンベクションオーブンも取り入れました。

三陸産メカブ、南部小麦を使った麩、岩手県産ネギを合わせた「めかぶ汁」は、平成22年度いわて特産品コンクールで社団法人岩手県産業貿易振興協会会長賞を受けました。翌年度には「黒きくらげとえのきのシャキシャキみそ汁」が同じ賞を受けています。歩みの起点にある農産物と、気仙の沿岸から届く海産物が、現在の商品名にも並んでいます。

つくっているもの・してくれること

乾物には「三陸産乾燥めかぶ」があります。三陸産めかぶを細かく刻んだ30グラム入りで、熱湯に浸して戻します。そのまま食べるほか、和え物、うどん、そば、みそ汁に使えます。「三陸産乾燥カットくきわかめ」も30グラム入りです。水で戻し、みそ汁、サラダ、煮物に加えます。

「岩手の原木乾しいたけ」は50グラム入りです。水で戻して、炊き込みご飯、炒め物、素揚げ、串揚げなどに使います。これら3品は常温保存で、掲載されている賞味期限は製造日から300日です。大根畑を自社で管理し、「花切大根」と「手切大根」も製造しています。

即席みそ汁は、めかぶ汁、ふのり入りなめこ汁、なめこ汁、ほうれん草汁、山菜と焼のりのみそ汁、わかめと舞茸お味噌汁などがあります。3人前または4人前の商品があり、食べる時は湯を注ぎます。農産物、きのこ、海藻を一杯の中で組み合わせた商品です。

気仙のなかのこの仕事

住田町は、町の面積の90.5%を森林が占める山あいの町です。農業では、米、園芸、畜産を組み合わせた経営が行われています。耕地が広がる場所は限られていますが、気仙川と緑に囲まれた土地で農産物が育てられています。

一方、商品には三陸産のめかぶやくきわかめ、岩手県産のなめこ、ネギ、原木しいたけが使われています。山側の住田町に加工場を構え、岩手の農産物と三陸の海産物を乾燥させる仕事です。乾燥めかぶ、原木乾しいたけ、切り干し大根、即席みそ汁という形で、気仙の山と海に関わる品が常温の食品になります。

たずねる・注文する

所在地は、岩手県気仙郡住田町上有住字船作47-3です。電話は0192-48-2285、FAXは0192-48-2298です。注文はFAXで受け付けており、支払いは代金引換です。掲載されている休みは、土曜日、日曜日、祝日、年末年始です。

訪問や商品の受け取りについては、電話で問い合わせられます。FAXで注文する時は、商品名、数量、届け先、連絡先を記入して送ります。

出典と確かめた日

確認日:2026/8/7。次の公開ページを確認して書きました。

気仙百社図鑑の一覧へ

運営:三陸ハピネス(石田祐太)