
🐟有限会社三陸とれたて市場
三陸の魚介を一人分の刺身や調理素材に仕立て、家庭と事業者へ届ける会社
一言でいうと
有限会社三陸とれたて市場は、三陸の魚介を食べる分ごとに仕立て、冷凍で届ける水産加工会社です。 魚を一尾さばくのではなく、必要な分を解凍して刺身や料理に使いたい家庭の食卓に応えます。 飲食店や販売事業者には、用途に沿った加工と刺身の輸出にも対応しています。 越喜来の加工場から、海で獲れたものを食べる場面までつなぐ仕事です。
歩みと土地
始まりは2001年5月です。八木健一郎さんが、地元の商店と組んで鮮魚のインターネット販売を始めました。船にネットカメラを据え、漁の様子を中継したことも会社の歩みに記されています。2004年5月18日に、有限会社三陸とれたて市場を設立しました。
本社は、岩手県大船渡市三陸町越喜来字杉下75-8にあります。越喜来は「おきらい」と読みます。越喜来湾の奥にある町で、県の資料では、越喜来漁港の背後に市街地が形づくられ、三陸町の中心地になっていると記されています。代表取締役は八木健一郎さんです。大船渡魚市場で魚を買い付ける資格も持っています。
東日本大震災の後には、地元の漁業者と漁業の復興に取り組み、魚の加工プラントを新設しました。現在の仕事は、前浜で水揚げされた魚介を受け取り、CAS精密凍結を用いて一人分の刺身や調理素材へ加工することです。創業時の鮮魚販売から、加工、通信販売、注文に応じた製造、輸出へと仕事が重なってきました。
つくっているもの・してくれること
販売ページには「CAS 刺身個食パック」「CAS 調理向け素材」「CAS イカ・タコ」「CAS 貝類」「CAS あら」「CAS 海藻類」という区分があります。刺身の品には、「盛るだけお造り お刺身おまかせ便」「ほや むき身」「まんぼう 白身」「ホシエイの肝」があります。袋から必要な分を取り出し、家庭で魚をさばかずに一皿を用意できる形です。
料理に使う品も魚介の名前と部位が具体的です。みずだこのボイルは、とんび、吸盤、足先に分かれています。やりいかの姿、やなぎだこのぶつ切り、さんまの姿、トラウトサーモンのハラスも扱います。貝類には、生食用の真牡蠣、アワビの肝、スチームボイルほたて、片貝を外したほたてがあります。生めかぶのきざみ、初摘み生わかめ、塩蔵わかめも注文できます。
決まった商品を買うほか、事業者は魚種、使い道、加工の形、数量を伝えて相談できます。刺身の輸出も事業内容に含まれます。
気仙のなかのこの仕事
会社のある越喜来湾では、定置網といか釣りが行われています。海面ではワカメ、ホヤ、ホタテが育てられています。越喜来漁港は湾の奥にあり、沿岸漁業の中心港、海面養殖の根拠港として整備され、荒天時には漁船の避難にも使われています。
同じ越喜来湾の北東にある崎浜漁港では、定置網、いか釣りに加え、ホタテ、ホヤ、ワカメ、ぎんざけの養殖が営まれています。海で獲る仕事、湾内で育てる仕事があり、その先に魚介を刺身や調理素材へ仕立てる仕事があります。有限会社三陸とれたて市場の個食加工は、その流れの中で、水揚げされた魚介を食卓や飲食の場へ送る工程を担っています。
たずねる・注文する
所在地は、〒022-0101 岩手県大船渡市三陸町越喜来字杉下75-8です。電話は0192-44-3486、通話料無料の番号は0120-369-841です。営業時間は平日と土曜日の午前9時から午後6時までで、日曜日は休みです。大船渡魚市場の休みに連動する不定休もあるため、訪問前は電話で営業日を確かめられます。
商品はオンラインショップから注文できます。大船渡市ふるさと納税の返礼品として買う方法もあります。加工内容や業務用の注文、輸出の相談は、電話または問い合わせ窓口で受け付けています。
出典と確かめた日
確認日:2026/8/7。次の公開ページを確認して書きました。