水産加工の道具の図版です。帆立の殻と、小さな刷毛を一点だけ描いています。
水産加工の道具の図版です。この事業者を撮った写真ではありません。
気仙百社図鑑大船渡市・水産加工

🐙野村海産株式会社

三陸の魚介を加工し、食卓や工芸に使う品として届ける会社

一言でいうと

野村海産株式会社は、三陸のタコ、アワビ、ホタテ、ワカメなどを加工し、食卓へ届ける会社です。 生鮮品、冷凍品、調味料、貝殻を扱い、料理に使う人にも、工芸の素材を探す人にも応えています。 綾里の事業所から、注文フォーム、電話、FAXで注文を受け付けています。

歩みと土地

創立は2006年11月7日です。代表者は野村誠一さん。拠点は、岩手県大船渡市三陸町綾里字清水136-1にあります。会社が掲げる事業は、海産物の販売、加工と販売、輸入と輸出です。

野村海産株式会社は、この綾里字清水で、前浜育ちの活タコを煮タコにし、アワビやその肝、湯通し塩蔵わかめなどを商品にしています。一尾、一枚の魚介をそのまま扱うだけではありません。ゆでる、味を付ける、真空で包む、急速に凍らせる、調味料にするという仕事が続きます。

食べる品のほか、アワビ貝殻も扱っています。貝殻は、ルアー、工芸装飾、室内装飾、ネイルアートの素材になります。海産物を食べるところだけで終えず、殻も品物として届けています。

つくっているもの・してくれること

煮タコは、前浜育ちの活タコをボイルした品です。食塩以外の添加物を使わず、真空包装して急速冷凍します。ゆでタコは足とカットがあり、冷凍での賞味期限は6か月です。味付きのタコキムチ、タコマリネ、タコの粕漬は各100グラム。いずれも真空包装の冷凍品で、賞味期限は3か月です。三種類を二袋ずつ組み合わせた「愉快なタコの仲間たち」も商品欄に載っています。

冷凍のエゾアワビと、肝も扱います。アワビ肝は150グラムと300グラムの袋入りで、冷凍で3か月保存できます。綾里を含む三陸沿岸では、肝を「としる」と呼び、大根の千切りと塩で炊く食べ方があります。三陸のアワビ漁期は11月から12月です。

「あわびの精」は、アワビを使った醤油です。100ミリリットル入りで、賞味期限は1年。炊き込みご飯は米一合に大さじ一杯が使い方の目安です。パスタやピザソースにも使えます。このほか、生鮮のアワビ、活ホタテ、一夜干し、湯通し塩蔵わかめが商品として掲げられています。

気仙のなかのこの仕事

大船渡市の海岸線は複雑に入り組んだリアス海岸です。その沖では親潮と黒潮が交わります。市内では、海の形と季節に沿って魚介を育て、採り、加工する仕事が続いてきました。

ワカメは、1953年ごろに旧末崎漁業協同組合の小松藤蔵さんが養殖試験を始め、1957年に成功しました。1965年ごろには、同じ旧末崎漁協の佐藤馨一さんが、風味を保って保存するボイル塩蔵加工を考案しました。ホタテは、千葉繁さんが1960年に稚貝300個を使って耳吊り式を試し、1961年10月に大船渡湾で養殖試験を行いました。

アワビは、藩政時代にイリコ、コンブ、フカヒレなどとともに「長崎俵物」として中国へ輸出されました。吉浜産の乾鮑は「キッピンハオ」と呼ばれました。野村海産が扱うアワビ、ホタテ、湯通し塩蔵わかめには、気仙の海で続いてきた採る仕事、育てる仕事、保存する仕事が重なっています。

たずねる・注文する

所在地は、〒022-0211 岩手県大船渡市三陸町綾里字清水136-1です。営業時間は月曜日から金曜日が午前8時から午後5時、日曜日が午前8時から正午です。土曜日と祝日は定休日です。訪問を考えるときは、電話0192-42-2233で営業日と受け入れを確かめてください。FAXは0192-42-2277です。

注文フォームのほか、電話とFAXでも注文できます。支払いは銀行振込の前払い、またはヤマト運輸の代金引換です。送料と、選んだ支払い方法に応じた手数料が加わります。商品名、数量、届け先を決め、在庫表示と発送条件を読んで申し込みます。

出典と確かめた日

確認日:2026/8/7。次の公開ページを確認して書きました。

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運営:三陸ハピネス(石田祐太)