
⚙️有限会社金野鉄工所
建築・漁業・暮らしの金物を製作し、取付や修理にも応じる小友町の鉄工所
一言でいうと
有限会社金野鉄工所は、建物の骨組みから漁業の道具、家庭で使う金物までを形にする鉄工所です。 鉄、ステンレス、アルミを加工し、溶接、製作、現場での取付を行います。 建築・土木の事業者、漁業者、農業者、個人からの相談を受けています。
歩みと土地
始まりは昭和32年です。初代代表の金野正則さんが、陸前高田市小友町に「カネフク鉄工所」を開きました。漁業器具を中心につくる鍛冶工としての出発でした。海の仕事に使う道具を鉄でつくることが、会社の歩みの最初にあります。
昭和55年には法人として有限会社金野鉄工所を設立し、金野ミサオさんが代表取締役になりました。仕事は、鉄やステンレスを使う建築・土木工事、金物の製作、漁業機器の製作へと続きました。平成12年には金野博記さんが代表取締役となり、令和7年に金野雄也さんが引き継いでいます。
平成23年3月11日の東日本大震災では、津波によって工場建物、機械、工具などが全壊し、流出しました。同年6月、旧跡地から500メートル山側にプレハブの事務所を建て、仕事を再開しました。平成24年には新しい事務所と工場が完成しています。現在の所在地は、岩手県陸前高田市小友町字金浜107番地です。
小友町の金浜にある工場には、鉄板を切る機械、穴を開ける機械、曲げる機械、旋盤、溶接機、天井走行クレーンなどがあります。材料を切り、曲げ、穴を開け、つなぎ、現場に取り付けるまでが、この場所から動きます。
つくっているもの・してくれること
建築の仕事には、重量鉄骨と軽量鉄骨、手摺、階段、柵、鋼管杭、水中で使う鋼製型枠があります。配管ダクトやタンクをつくる製缶工事にも応じます。鉄だけでなく、ステンレスとアルミの加工や溶接も扱います。
漁業の品には、サケ・マスの定置網で使う箱網、温湯処理釜、養殖カキの加工器具、若布の加工器具があります。施工例には、わかめボイル釜とミニコンベア、カキ剥き専用台が記録されています。海から揚がったものを扱い、加工する現場で使われる品です。
家庭から頼める品も具体的です。ガーデニングアーチ、柵、BBQコンロ、キャンプ用品、農業用工具、物干し竿掛け、コタツやぐらを製作しています。製作だけでなく、現場での取付や、長く使ってきた愛用品の修理も相談できます。相談後は、必要に応じて現場を見て、品の形と見積りを示す流れです。
気仙のなかのこの仕事
陸前高田市が公表した広田湾漁業協同組合の令和7年度水揚高には、生わかめ49万8782キログラム、塩蔵わかめ21万7659キログラムが記録されています。カキは、むき身4万1355キログラム、殻付き326万6408粒です。
金野鉄工所がつくる箱網、温湯処理釜、若布加工器具、カキ加工器具は、こうした海の仕事で使われる道具です。創業時の漁業器具から、現在のわかめボイル釜やカキ剥き専用台まで、鉄を加工する仕事と広田湾の漁業が同じ頁に並びます。一方で、建物、土木、農業、家庭で使う品も扱っています。気仙で営まれる複数の仕事と暮らしに、形の異なる金物が使われています。
たずねる・注文する
所在地は岩手県陸前高田市小友町字金浜107番地です。JR大船渡線BRTの小友駅から車で約3分です。電話番号は0192-56-3217です。問い合わせフォームからも相談できます。
依頼は、まず電話かフォーム、または会社で内容を伝えます。状況に応じて現場を見たうえで、つくる品と見積りが示されます。内容に納得してから製作が始まり、必要な場合は取付まで進みます。頼みたい品の用途、置く場所、寸法、希望する材料が分かるときは、相談の際に伝えられます。
出典と確かめた日
確認日:2026/8/7。次の公開ページを確認して書きました。
- https://kinnotekkousho.com/company/
- https://kinnotekkousho.com/contact/
- https://kinnotekkousho.com/news/
- https://www.ipa.go.jp/security/security-action/activity/list/sa-list_tohoku.pdf
- https://kinnotekkousho.com/service/
- https://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/machizukuri_sangyo/sangyo/suisangyo/4327.html