〔 〕の中を書き換えて使ってください。確認できない欄は空想で埋めず、「不明」と残します。
ひな型 ― どこのまちでも使える1本ぶんの型
- 10. 一枚要約
- 21. 市民はどこで困っているか
- 32. なぜ、このテーマを問うのか
- 43. 事実の壁
- 54. 他自治体はもう動いている
- 65. 提案
- 76. 登壇原稿
- 87. 答弁シミュレーション
- 98. この質問の使い道
- 109. 出典一覧・確認できなかったこと
上から順に並んでいます。気になる段から読んで大丈夫です。
公開情報で論点を組み立てるひな型です。〔 〕を書き換えてください。
0. 一枚要約
ここに何を書くか:決めたいこと、数字三つまで、暮らしへの言い換え、提案を置きます。数字にはURLを添えます。
- この資料で問うこと:〔市名〕が〔期限〕までに、〔決めること〕を決めるか問います。
- 〔数字〕〔単位〕:〔10人のうち何人、毎日何件などの言い換え〕です。〔資料名・年〕〔出典URL〕
- 〔数字〕〔単位〕:〔数字の後ろにある毎日の場面〕です。〔資料名・年〕〔出典URL〕
- 提案:〔最小の第一歩〕を〔期限〕までに始めます。
合格の目安: 初めて読む人が、論点、根拠、求める判断を一分で説明できること。
1. 市民はどこで困っているか
ここに何を書くか:数字の後ろにある毎日と、回答率や対象者などの限界を書きます。資料にない体験は作りません。
〔数字〕という数字の後ろには、〔通院、買い物、通勤、子育て、住まいなどの具体的な場面〕があります。これは〔調査対象〕のうち〔回答者数〕が答えた結果であり、〔市名〕の全員を示す数字ではありません。〔資料名・年〕〔出典URL〕
公開資料では、〔地区別の件数/利用できなかった件数/現在値〕を確認できません。この空白があるため、市民は〔自分の暮らしに引き寄せて判断できないこと〕を確かめられない状態です。
合格の目安: 数字、定義、暮らしの場面、数字からは言えないことが分かれていること。
2. なぜ、このテーマを問うのか
ここに何を書くか:人物を評価せず、総合計画、公開議事、予算などを基に、今このテーマを問う理由を書きます。
〔市名〕の〔計画名・年〕では、〔施策または目標〕が位置づけられています。〔公開議事または計画上の記載〕でも、〔テーマ〕が扱われています。今回の資料は、制度の有無を尋ねるだけでなく、〔市民の暮らしから見た測定項目〕と〔判断期限〕までを一つの問いにします。〔出典URL〕
合格の目安: 人物への評価を使わず、公開資料だけで「なぜ今、この問いなのか」を説明できること。
3. 事実の壁
ここに何を書くか:出典つきの事実を三~五点に絞り、基準日、分母、定義、予定値か実績値かを示します。不明は別にします。
- 〔事実の短い見出し〕:〔市名〕の〔数字〕は、〔基準日・定義・分母〕による値です。暮らしの言葉では〔言い換え〕です。〔資料名・年〕〔出典URL〕
- 〔事実の短い見出し〕:〔制度または実績〕は〔対象〕へ行われています。ただし、〔限界〕までは確認できません。〔資料名・年〕〔出典URL〕
- 公開資料の空白:〔件数/費用/地区差/利用結果〕は不明です。これは〔必要性の有無〕を決める証拠ではなく、現在は同じ物差しで判断できないことを示します。
合格の目安: 出典のない事実文が一つもなく、確認済み、不明、書き手の解釈が混ざっていないこと。
4. 他自治体はもう動いている
ここに何を書くか:一~三例について、成果、費用、財源、条件差、限界を並べ、移せる手順を探します。
〔自治体名〕「〔施策名〕」
- 開始年:〔年〕
- 実施内容:〔何を、どの範囲で行ったか〕
- 成果:〔数字〕。分母は〔分母〕です。
- 費用:〔費用〕。〔単年度/総額/一部経費〕です。
- 財源:〔財源名/不明〕
- 出典:〔資料名・年〕〔出典URL〕
- 〔市名〕との条件差:〔人口、地形、対象規模、制度など〕が違います。
- 限界:〔確認できない効果、因果関係、費用範囲〕は不明です。
移せるのは〔順序/測る項目/公表方法〕で、成果や総額ではありません。
合格の目安: 各事例に出典、条件差、限界があり、安易な横並びになっていないこと。
5. 提案
- 1何を
- 2いつまでに
- 3概算費用
- 4財源候補
- 5最小の第一歩
合格の目安は、実施・修正・見送りを判断できることです。
ここに何を書くか:既存資料の整理や一地区・一定期間の試行まで提案を絞り、比較値と地元の見積額を分けます。
- 何を:〔市名〕で〔作る表/行う試行〕を実施します。測る項目は〔項目〕です。
- いつまでに:〔期限〕までに〔公表/決定〕し、〔期間〕試します。
- 概算費用:〔費用〕を比較の目安とします。これは〔自治体名〕の実績であり、〔市名〕の見積額ではありません。〔出典URL〕
- 財源候補:〔既存予算/一般財源/公的制度名/不明〕です。適用できるかは〔確認期限〕までに確かめます。
最小の第一歩:新しい仕組みを先に買わず、〔既存資料〕を使って〔A4判一枚の表〕を〔期限〕までに公表します。
合格の目安: 何を、期限、費用、財源、最小の第一歩があり、実施・修正・見送りを判断できること。
6. 登壇原稿
ここに何を書くか:暮らし、地元の事実、不明、他自治体、条件差、提案、期限つきの問いの順で、読める敬体にします。
〔テーマ〕は、制度の中だけの話ではありません。〔数字〕という数字の後ろには、〔毎日の場面〕があります。〔資料名・年〕
一方、〔確認できない項目〕は公開資料では不明です。不明な数字を、あるようには申し上げません。そこで伺います。〔市名〕は、〔期限〕までに〔公表または決定すること〕を行えますか。行えない場合は、〔障害の分類〕と代わりに示せる項目、その期限をお答えください。
合格の目安: 声に出して読め、事実から提案へ飛躍せず、答えに期限が残る問いになっていること。
7. 答弁シミュレーション
ここに何を書くか:答えごとに、対象、担当、期限、費用を確かめる再質問と復唱を置きます。
「検討します」
再質問:検討する項目を〔項目〕に分け、それぞれの担当と判断日を示してください。
確定復唱:〔期限〕までに〔公表物〕を示すと理解してよろしいですね。
「把握していません」
再質問:既存資料で出せる項目と、追加調査が必要な項目を分けてください。
確定復唱:〔期限〕までに未把握項目、取得先、担当を公表すると理解してよろしいですね。
「国・県の動向を見ます」
再質問:制度確認と、〔市名〕の現在値を集計する作業を分けてください。
確定復唱:〔期限〕までに制度の確認結果と地元の試算を示すと理解してよろしいですね。
「財源が限られます」
再質問:まだ見積もっていないのか、見積額が上限を超えたのかを分けてください。
確定復唱:〔期限〕までに総額、外部財源、市負担を示すと理解してよろしいですね。
「本市は事情が異なります」
再質問:異なる条件を〔人口/地形/対象/費用〕に分け、その違いが何を変えるか示してください。
確定復唱:〔期限〕までに条件比較と〔市名〕に合う試行条件を示すと理解してよろしいですね。
合格の目安: どの答えでも、確認できる事実か、次に確認する担当と期限のどちらかが残ること。
8. この質問の使い道
ここに何を書くか:基準値、担当、期限、費用、未把握項目、実施日を、答弁後も同じ表で追います。
答弁後は、〔基準値〕〔担当部署〕〔公表期限〕〔見積額〕〔未把握項目〕を一つの追跡表へ記録します。次の機会には、約束した期限と実施日を照合します。実施された場合は〔成果指標〕を確認し、実施されなかった場合は〔障害〕と新しい期限を確認します。
合格の目安: 次回、同じ物差しで実施、変化、未実施の理由を照合できること。
9. 出典一覧・確認できなかったこと
ここに何を書くか:一次資料を重複なく並べ、不明事項を続けます。資料名、発行者、年、URL、確認日をそろえます。
出典一覧
- 〔資料名〕/〔発行者〕/〔年〕/〔出典URL〕/確認日〔日付〕
- 〔資料名〕/〔発行者〕/〔年〕/〔出典URL〕/確認日〔日付〕
確認できなかったこと
- 〔現在値、対象者数、費用、財源、地区差など〕は不明です。
- 〔先行事例の成果〕と〔施策〕の因果関係は確認できません。
- 上記の未確認事項は、本文で確認済みの事実として断定していません。
合格の目安: 本文の全事実を出典へたどれ、不明事項が断定文へ紛れ込んでいないこと。
出す前の自己点検リスト
- 事実の根拠を、市・県・国・他自治体の一次資料だけに絞りました。
- 本文で使った全URLを開き、資料名、発行者、年、該当箇所を確認しました。
- 数字の分母、定義、基準日、予定値か実績値かを確認しました。
- 数字を暮らしの場面へ翻訳し、数字から言えない感情は足していません。
- 架空の市民の声、体験、属性を作っていません。
- 確認できない現在値、費用、財源、効果を「不明」と明記しました。
- 他自治体との人口、地形、対象規模、制度などの条件差を書きました。
- 人物や市政の良し悪しではなく、事実、条件、空白、提案を書きました。
- 政治活動上の立場を促す語や、特定の人物を評する表現を入れていません。
- 利用条件の対象を自作部分に限り、引用元の著作物は各発行者の定めに従うと確認しました。